【作曲】サークルオブフィフスと調号あれこれ
今回は「サークル・オブ・フィフスと調号」について解説していきます。
キーを決める際や楽譜に起こす際に必要になってくる知識なので、自分で曲作っている人や、バンドとかで楽譜に起こすよーって方は、ぜひ覚えていってください。
関連記事:調(キー)についての考え方【作曲講座】
サークルオブフィフスとは?
みなさんは「サークル・オブ・フィフス」というものをご存知だろうか。
参考サイト:https://sleepfreaks-dtm.com/music-theory-beginner/circle-of-fifths/
◎作曲、編曲ではこれはかなり便利なツールなので、参照をオススメしておく。
さて、次にこちらを見ていただきたい。
調号の覚え方
1、まずは「C=ハ長調=ド=#0個」を基準に
- #一個増えて「G=ト長調=ソ=#1個」
- ♭一個増えて「F=へ長調=ファ=♭1個」、と覚える。
2、「サークル・オブ・フィフス」を見ると、
- ド⇒ソ⇒レ⇒ラ⇒ミ⇒シ の順番でシャープが一個ずつ増えているのがわかると思う。
そう、ドレミ(ハニホ)と、ソラシ(トイホ)が交互に来ているのだ!
あとは覚えるのは簡単!
※5度上は#一個、ひとつとばして全音上は#二個、と覚えよう!
3、♭系は逆回りで
・ド⇒ファ⇒シ♭⇒ミ♭⇒ラ♭⇒レ♭⇒ソ♭
ドシ♭ラ♭ソ♭(ハ変ロ変イ変ト)と、ファミ♭レ♭(へ変ホ変二)が交互に来ている。
補足:キーと音の響きについて
- 長調=メジャーキー=力強い響きのある調。
- 短調=マイナーキー=感情的、繊細で哀愁のある響きのある調。
平行調=使われている音が同じ調。始まりと終わりの音(主音)が違うだけ。ひとつの長調には必ず、全くおんなじ音を使った短調が存在する。
例:C/Am
- C=ハ長調 C D E F G A B (ドレミファソラシド)
- Am=イ長調 A B C D E F G (ラシドレミファソ)
G/Em
- G=ト長調 G A B C D E F# (ソラシドレミファ#)
- Em=ホ短調 E F# G A B C D (ミファ#ソラシドレ)
ちなみに、平行調の見つけ方だが、長音階の第6音を主音とした短音階が平行調。短音階の第3音を主音として長音階が平行調。となる。
補足2:日本音階の覚え方
- A ・ B ・ C ・ D ・ E ・ F ・ G 「A=イ、B=ロ、・・・・・」
- イ ・ ロ ・ ハ ・二 ・ホ ・ へ ・ト
- ラ ・ シ ・ ド ・レ ・ミ ・ファ ・ソ
次回は、説明しやすいのでこのまま転調について書きたいと思う。
とりあえず終わり! \(^o^)/オワタ
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