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裏メロの役割【楽曲アレンジ講座】

裏メロの役割 編曲・DTMテク
裏メロの役割
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裏メロの役割【楽曲アレンジ講座】

こんにちは! 今回は「裏メロ」について、その役割や種類について解説します。

裏メロは楽曲の聴きどころを増やして華やかにしてくれる効果があります。「なんか自分の曲のアレンジ退屈だな」と感じる人は、裏メロづくりをいろいろこだわってみるのがおすすめです。

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裏メロとは?

裏メロ(サブメロディー):メロディー(主役)以外に、目立たないもう一つのメロディーを作ること。

  • ヴォーカルの後ろで、ほかの楽器が別のメロディーを奏でる。いわば主役を引き立たせるための脇役。※但し、ジャンルにもよる。
  • ロックなどはギターをより聴かせるために、ヴォーカルと対等、もしくはそれ以上になることもしばしば見受けられる。

◎ポイント:主役よりも目立たせない=音色、音域、音量、音の動きなどを主メロよりも控えめにすること。

2つのメロディーを比べたとき、強い音色、高い音域、大きい音、跳躍する音の方が目立つ。つまり、メインよりも柔らかく、メインよりも低く、メインよりも小さく、メインよりもシンプルにつくることが大切。

いいアレンジほど、気持ちのいい裏メロが使われていることが多い。裏メロが多彩=聴きどころが多いということ。聴きどころが多いアレンジほど飽きにくくなる。

主役だけではストーリー展開もなんだか寂しいものになってしまう。主役がいて、それに関わる周囲の人がなんらかの反応をして、ストーリーがどんどん発展していく。

音楽にも同じようなことがいえて、主メロを補助するアレンジがあってこそ、楽曲もより深みのあるものになっていくのである。

裏メロの種類

主に裏メロの種類は大きく分けてこの2種類。それぞれ楽曲のテーマや好みによって使い分けるといい。

1、会話型・・・いわゆるコール&レスポンスのこと。

主メロの動きに応じて何らかの反応を示すことであり、主メロよりも先に来ることはありえない。

ヴォーカル(メイン)のフレーズの休符の間に裏メロを加える。主メロ⇒裏メロ⇒主メロ・・・と交互にフレーズを弾く(歌う)感じ。

☆ポイント:「主メロの隙間を埋める」といったイメージで作ること。

2、背景型・・・いわいるオブリガードカウンター・メロディ)のこと。

主メロと同時に演奏され、あくまでも背景として、存在感があまり濃くないものを作ること。

☆ポイント:主メロとは対照的に作ることで、役割を明確にすることができる。

例、主メロが絶えず活発で動きがあるようなら、裏メロはゆったりとしたものをつくり、主メロがゆったりしているのであれば、裏メロは細かくつくる。など。

◎いずれの場合も、主メロの邪魔になるような音域や、音色、フレーズにならないように気を付けることがなによりも大切。

 

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