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音楽セッションの種類とセッションをする際のポイント【音楽解説】

音楽セッションの種類とセッションをする際のポイント【音楽解説】 音楽力
音楽セッションの種類とセッションをする際のポイント【音楽解説】
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音楽セッションの種類とセッションをする際のポイント【音楽解説】

今回は、音楽セッションの種類とポイントについて解説していきます。

セッションとは?

セッションとは、複数のミュージシャンが集まって即興的に演奏を楽しむ音楽活動のことです。主な特徴は以下の通りです。

セッションの本質

  1. みんなで一緒に演奏を楽しむことが主な目的
  2. 必ずしも「達人」である必要はなく、ある程度の習熟度があれば参加可能
  3. 知らない人同士でも、その場で一緒に演奏を楽しむ

セッションの形式

  1. 主にライブハウスやミュージック・バーで開催される
  2. 一般的な流れ: 演奏曲の決定 → イントロ → テーマ → ソロ → テーマ → アウトロ
  3. 参加者は様々で、ベースピアノギタードラム管楽器などが加わる

セッションのルール

  1. みんなで楽しむための共通認識としてルールが設けられている
  2. 定番曲やソロの順番などが決められていることが多い
  3. ただし、完全に自由な演奏を好む人もいる

セッションは1940年代のジャズクラブで生まれた演奏スタイルで、現在では様々なジャンルの音楽で行われています。参加者それぞれの感性や技術を活かしながら、その場限りの独特な演奏を楽しむことができるのがセッションの魅力です。

セッションの種類

音楽のセッションには主に以下のような種類があります。

  1. ジャムセッション
  2. スタジオセッション
  3. ライブセッション
  4. 教育的セッション
  5. オープンマイクセッション
  6. オンラインセッション

ジャムセッション

最も一般的なセッションの形式で、参加者が即興的に演奏を楽しむスタイルです。

ジャズやブルースなどのジャンルで特に盛んで、定番曲やコード進行をもとに、その場で自由に演奏を展開します。

スタジオセッション

レコーディングのために集まったプロのミュージシャンによる演奏です。楽曲制作やアルバム録音などの目的で行われます。

ライブセッション

ライブ会場で複数のアーティストが共演する形式です。フェスティバルやイベントなどで見られることが多いです。

教育的セッション

音楽教室やワークショップなどで行われる練習目的のセッションで、初心者から上級者まで、技術向上を目指して行われます。

オープンマイクセッション

誰でも参加できる比較的自由な形式のセッションで、カフェやバーなどで開催されることが多いです。

オンラインセッション

インターネットを通じて離れた場所にいるミュージシャン同士が演奏を楽しむ形式で、近年、テクノロジーの発展により増加しています。

これらのセッションは、参加者の技量や目的、音楽ジャンルによって様々な形態があります。セッションの種類によって、必要な準備や心構えも異なりますので、参加する際はそれぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

 

セッションをする際のポイント

音楽セッションにおける重要なポイントは以下の通りです。

1.コミュニケーション

  • アイコンタクトや頭で軽くうなずく等の非言語的なコミュニケーションで、次の展開を示す
  • リーダー(多くの場合テーマを演奏した人)が次のソロ奏者を指名する
  • お互いの演奏をよく聴き合う

2.基本的な流れの理解

  • イントロ → テーマ → ソロ → テーマ → アウトロという基本的な流れを把握する
  • ソロの順番は通常、管楽器/ボーカル → ピアノ → ベース → ドラムの順

3.楽曲とコード進行の知識

  • ジャズのスタンダード曲を中心に、多くの曲のコード進行を覚えておく
  • 「黒本」と呼ばれるジャズ譜面集を持参する

4.即興演奏のスキル

  • コード進行に基づいて即興でソロを演奏できる能力を磨く
  • 様々なフレーズを組み合わせて自由に「会話」するように演奏する

5.セッションのルールとマナー

  • ホストや他の参加者を尊重し、えこひいきせずに公平に扱う
  • 内輪だけで盛り上がらず、新規参加者にも配慮する
  • 自分の演奏時間を適切に管理し、他の参加者にも機会を与える

6.柔軟性と適応力

  • 様々なレベルの参加者がいることを理解し、臨機応変に対応する
  • 知らない曲でも、その場で対応できる準備をしておく

これらのポイントを押さえることで、セッションをより円滑に、そして楽しく進行させることができます。

 

ジャムセッションにおける「黒本」とは?

ジャムセッションの「黒本」について、詳しく説明します。

「黒本」は正式名称『ジャズ・スタンダード・バイブル』という楽譜集のことを指します。この本の特徴は以下の通りです。

  • 227曲のジャズスタンダード曲が収録されている
  • セッションに参加する際の必携本として広く認知されている
  • 黒い表紙が特徴的で、そのため「黒本」と呼ばれている
  • メロディ、コード進行、歌詞が掲載されている
  • 多くのジャズミュージシャンがこの本を参考にしてセッションに参加することが多い
  • 収録曲は、ジャムセッションでよく演奏される定番曲が中心
  • 初心者からプロまで幅広く使用されており、音楽セッションをする者たちのまさに必携書といっても過言ではない

この「黒本」を持参することで、セッション参加者は共通の楽譜を参照でき、スムーズにセッションを進行することができます。また、多くの曲を覚えるための学習ツールとしても活用されています。

セッションに参加する際は、この「黒本」に収録されている曲を中心に練習しておくと良いでしょう。ただし、全ての曲を完璧に演奏できる必要はありません。セッションの醍醐味は、その場で即興的にアレンジを加えたり、他の演奏者とコミュニケーションを取りながら音楽を作り上げていくことにあります。

ジャムセッションでよく使われている楽器は?

ジャムセッションでよく使われる楽器には以下のものがあります。

主要な楽器

サックス:ジャズセッションでは特に人気のある楽器で、メロディやソロを担当することが多いです。
トランペット:サックスと同様にメロディラインを演奏し、即興ソロを行うことが一般的です。
ギター:リズムやソロの両方で活躍し、コード進行を支える役割も果たします。
ピアノ:和音を提供しながら、ソロパートでも重要な役割を担います。
ベース:リズムセクションの一部として、音楽の基盤を支える役割を果たします。
ドラム:リズムを提供し、全体のグルーヴを作り出します。即興的なリズムの変化も行います。

その他の楽器

フルートやトロンボーンなども、特定のセッションでは使用されることがあります。また、ボーカルも重要な要素で、歌唱を通じて曲に情感を加えます。

これらの楽器は、ジャズ、ブルース、ファンクなどのジャンルで特に多く使用され、各楽器が即興演奏を通じて相互にコミュニケーションを図りながら演奏されます。

 

次回は、音楽セッションがよく行われる音楽ジャンルと、各ジャンルごとのジャムセッションのスタンダート曲について解説していきます。

お楽しみに~!

 

 

 

 

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