【 作詞 ①】世界を表現する

作詞 作詞

世界を表現する 作詞 の機能 

今回は、「 作詞 」でできることについて解説していきます。

1.還元する

ポイント:身の周りのできごとを、自分なりの考え方、発想で表す。

 

例:「恋人と別れた」→悲しくて苦しい→溢れ出る想いを詞に、思い出などを歌う。

↑ まぁ、よくある”失恋慰め系”というやつですな(*´∀`*)

2.連想する

ポイント:1つの状況(シチュエーション)から様々と。

例:「花屋の前で悩んでいる一人のスーツ姿の男性、優しそうな雰囲気」

→恋人への花束?→何かの記念日?→この男性は何を想っている?…などなど。

3.比喩化する

ポイント:意味を抽象的なもので隠すことによって、色々と空想させる。

例:「夜空に見つけた星」→夜空は暗闇、つまり不安や孤独など暗い感情を表し、星は光、つまりは希望を表す。

↑ なんかベタな例えばっかだけど、そっちの方がわかりやすいでしょ?(笑)

4.主張する

ポイント:1つのテーマを中心に、メッセージを込める。

例:「旅立ちの日に」→いろんな思い出があるけれども、それぞれの夢に向かって羽ばたいていこうぜ。っていう有名な「卒業」をテーマにした内容。

 

この詞の凄いところは一回も「卒業」という単語を使っていないにもかかわらず、「卒業」を連想させる内容になっているところ。

作詞 にも通じる短歌の理論

歌物のいわゆる「詞」と似たような特徴のある「短歌」の理論として『実相観入』という言葉があります。

これは昭和を代表する歌人、斎藤茂吉(さいとうもきち)の唱えた写生理論です。

この理論の内容では『表面的な写生にとどまらず、対象に自己を投入して、自己と対象とが一つになった世界を具象的に写そうとするもの。』とあります。

    • 実相:実際の有り様、ありのままの姿。
    • 観入:対象に深く没入して、対象を正しく認識 すること。

 

つまり、
「ただあるものだけをそのまま表現するだけではたりない。フィーリングだとか、心情だとか、”自分”というフィルターを通すことによって出てくる『質感』みたいなものも言葉で表現することが大切なのだ」ということみたいです。

 

「詩」と「詞」はそこにメロディーが付くかどうかという大きな違いはあれど、
そこには同じ「短い言葉で世界を表現する」という、ひとつの文学としての思想が共通します。

 

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