『春のまぼろし』 Superfly
Superfly 『春のまぼろし』YouTube
リリース日:2009.9.2
【この曲について】
1.「どんな気分のときに聴きたい?またはどんな気分になる?」
- ゆったりと落ち着いた気分になれる。
- 昔の恋人との別れや思い出を、そっと優しく振り返るようなイメージ。
2.「聴きどころは?」
- 桜が満開のイメージにピッタリな柔らかい春の光の印象が感じ取れる。
- 縦に上下に動くサウンドが桜の舞うイメージに合っていて、曲の世界観をイメージしやすい。
- 柔らかい幻想的なサウンドに、芯の通った声で優しく歌いあげられているボーカルの歌唱がよく合っている。
- メロディのボトム(最低音)とトップ(最高音)の差がすごくはっきりしていて、かつ、裏拍を強調したはねた感じのメロディがリズミカルで心地いい。
3.「曲の概要」
- 2ndアルバム『Box Emotions』収録曲。
- ミュードラ『春のまぼろし』主題歌。
- もともとは、ボーカルの越智(おち)が作詞する際、曲を聴いたときのファーストインプレッションからタイトルに「雨」を使う予定だった。しかし、自転車で満開の桜の木の下を通りかかったときに、花弁が舞っている様子を見て現在のタイトルに決定した。ちなみに歌詞は越智自身の経験から書かれており、本人もこの曲をとても気に入っているとのこと。
【アーティストの概要】
「Superfly」(スーパーフライ)
※以下 「Superfly – Wikipedia」より参照
1.アーティストの特徴
《アーティスト名の由来》
アーティスト名は、カーティス・メイフィールドの楽曲『Superfly』からとった。
元メンバーでギター兼、コンポーザーの多保が高校時代にライブ映像を見て衝撃を受けたことが命名のきっかけとなっている。
《ルーツ》
- ジャニス・ジョプリン
- キャロル・キング
- マリア・マルダー
- ミック・ジャガー
- シェリルクロー
*以下は、大学時代の軽音サークルでコピーしていたアーティスト
- フィンガー5
- 忌野清志郎
- マドンナ
- ザ・クラッシュ
- ローリング・ストーンズ
《サウンド》
《デビューまでの道のり》
- ギターの多保が大学サークル内でボーカルの越智と出会う。その当時は、ブルースを前面に出したオリジナル楽曲を演奏していた。しかし、二人の音楽性に関心を示す者がなかなかおらずメンバーのいない状態が続いていた。
- 地元の愛媛で懸命にメンバーを募集したのにもかかわらず、他のメンバーは集まらなかった。知り合いのつてで東京の下北沢のライブハウスでライブをした際、様々なレコード会社にオリジナルCDを送っていたおかげで関係者が駆け付け、称賛を得ることができた。そのことがきっかけで上京を決意した。
- 東京に活動の場を移してからもメンバーは集まらなかった。それでも、デモ音源をレコード会社や芸能プロダクションに送り続け、その結果デビューするきっかけをつかむことができた。
《主な実績》
- 2021年現在までに『FUJI ROCK FESTIVAL』への出場2回、『NHK紅白歌合戦』の出場5回などの実績がある。また、アメリカの『ウッドストック』の記念イベントに日本人として初めて出場した実績もある。
- 2007年、4月6日放送の『ミュージックステーション-春歌3時間スペシャル』に初出演。ちなみにデビュー直後(同年4月4日にデビュー)わずか2日のアーティストが出演するのは同番組内においては異例であるとのこと。
- 2007年11月8日、多保孝一がオフィシャルサイトにてアレンジャー・コンポーザーに転向することを発表。越智(ボーカル)はソロユニットとして活動することとなる。
- 2008年、4thシングルの『愛をこめて花束を』が初のドラマ(『エジソンの母』)主題歌に起用される。
- 2008年、1stアルバム『Superfly』が自身初のオリコンチャート1位を記録。
- 2009年、7thシングル『My Best Of My Life』がドラマ『BOSS』の主題歌に起用される。
- 2009年8月15日、アメリカのニューヨークの郊外にあるベゼルで開催されたウッドストックの40周年記念イベント『Heroes of Woodstock』に、日本人としては初めて出演。自身が多大な影響を受けたジャニス・ジョプリンがかつて在籍したBig Brother & The Holding Companyとの共演を果たした。
- 2009年12月14日、初の武道館ライブを開催。
- 2010年、シングル『タマシイレボルーション』がNHKサッカーのテーマソングに選ばれる。
- 2010年、企画盤10thシングル『Wildflower & Cover Songs:Complete Best ‘TRACK 3’』邦楽アーティスト初のiTunes LPの配信を開始する。
- 2011年、3rdアルバム『MInd Traveler』の発売を記念して横浜赤レンガ倉庫にてフリーライブを開催した。(そのときの動員数は約2万人)そのライブの生中継が3つの動画配信サイトで放送され、約10万アクセスを記録した。
- 2011年、過去最大となる全国32カ所でのワンマンツアーを開催。
- 2012年、トータス松本とのデュエット・シングル『STARS』を発売。
- 2013年、初のドキュメント&ライブ映像を収録したDVDを発売。
- 2015年、NHK紅白歌合戦に『Beautiful』で初出場。
- 2017年、デビュー10周年を記念してファンのリクエスト投票による39曲が収録されたベストアルバムをデビュー日の4月4日に発売。オリコン1位を獲得した。オリコンでの1位獲得は7作目となる。
- 2017年、NHK紅白歌合戦に『愛をこめて花束を』で出場。
- 2018年、24thシングル『Gifts』をNHK全国合唱コンクール・中学生の部の課題曲として書き下ろす。同年のNHK紅白歌合戦に同楽曲で出場した。
- 2019年、約3年半ぶりに全国アリーナツアーを開催。
- 2019年、「キレートレモン」のテレビCM「さぁ、ここからだ。」編に自身初のイメージキャラとして出演する。このCMのために『サンディ』を書き下ろし、同CM内ではアカペラで歌われている。
- 2019年、NHK連続テレビ小説「スカーレット」の主題歌としてデジタル・ダウンロード・シングル『フレア』を書き下ろした。同年のNHK紅白歌合戦では同楽曲にて出場、主演の戸田恵梨香の前で歌唱した。
- 2020年、タワーレコード表参道・札幌・梅田店の三店舗で「Superfly CAFF」が開催された。
- 2020年、自身初のオンラインライブを開催。
- 2020年、NHK紅白歌合戦に4年連続5回目の出場を果たし、『愛をこめて花束を』を東京フィルハーモニー交響楽団とともに演奏した。
2.活動期間・所属事務所
- WARNER MUSIC JAPAN(2007~2021年)
- ユニバーサルシグマ(2021年~)
事務所
- タイスケ(2007~2018年)
- 44CARAT(2018年~)
3.ジャンル・構成は?
《構成》
- 越智志保(おちしほ)(ヴォーカル)ほぼすべての楽曲の作詞を行っている。
共同作業者
- 多保孝一(たぼこういち)(ギター:旧メンバー)Superflyの多くの楽曲の作曲・アレンジにも携わっている。
- 松岡モトキ(音楽プロデューサー)
※現在、元メンバーの多保孝一は作曲やアレンジャーの仕事に専念するために裏方に徹している。
※ユニット解散後も、「バンドサウンドを表現すること」にこだわりを持つため、ソロ名義ではなくSuperfly名義で活動を続けている。
《ジャンル》
- J-POP
- ポップ・ロック
- ハードロック
- ブルース
- R&B
- ソウルミュージック
4.デビュー作は?
- 1stアルバム『Superfly』2008.5.14
- 1stシングル『ハロー・ハロー』2007.4.4
《参考URL》
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